障がい学生支援室

アクセシビリティリーダー(AL)について

アクセシビリティリーダー(AL)とは

 AL育成協議会(※1)が認定する資格の名称およびその資格取得者のことを指します。
AL育成協議会でのALとは、多様性社会の様々な「アクセシビリティ」を推進する人材です。
 「アクセシビリティ」とは、「何らかの対象」に対する「アクセスのしやすさ」のことをいいます。「利用しやすさ」や「参加しやすさ」を意味する「アクセシビリティ」という概念は、近年、障がいの有無や身体特性、年齢や言語・文化などの違いに関係なく、多様な利用者にとって「利用しやすいか?」「参加しやすいか?」「使いやすいか?」といった文脈で良く議論されている概念です。
 社会の多様化が進む中、「アクセシビリティ」の普及・推進は、潜在する多様なニーズと、多様な才能・人材の開拓にもつながることから「アクセシビリティ」は、あらゆる分野で重要な概念となりつつあります。多様な人々の社会参加を円滑にし、その可能性を活かしていくためには、多様な環境や多様なニーズの特性を良く理解し、分野を超えた柔軟な知識と発想で社会のアクセシビリティをリードするALの役割が必要です。

※1 AL育成協議会会員団体(2016年7月現在)
  産/日本マイクロソフト株式会社・富士通株式会社・株式会社イフ(順不同)
  学/岡山大学・広島大学・関西学院大学・富山大学・広島文教女子大学・山口大学・
    九州大学・広島国際大学・大阪教育大学・大阪大学・鳥取大学(順不同)
  官/独立行政法人日本学生支援機構

AL育成協議会ホームページ https://alp.hiroshima-u.ac.jp/

AL資格(1級・2級)を取得するためには

 AL資格には、1級と2級の二種類あります。AL資格の教育課程には、以下の【STEP1】~【STEP4】があり、1級、2級のそれぞれに必要なSTEPを受講した上で、認定試験に合格すると、AL資格(1級もしくは2級)を取得することができます。

【STEP1】(意識を育む):オンラインアクセシビリティ講座(導入編) (※2)
【STEP2】(知識を育む):オンラインアクセシビリティ講座(基礎編) (※2)
【STEP3】(経験を育む):障がい学生支援室が定める30時間以上の支援ボランティア活動
【STEP4】(技術を育む):「障がい学生支援入門(一般教養単位認定科目)」
             (年2回開講)

<2級取得方法>
【STEP1】+【STEP2】⇨ 2級AL認定試験
<1級取得方法>
【STEP1】+【STEP2】+【STEP3】+【STEP4】⇨ 1級AL認定試験

※2 オンラインアクセシビリティ講座は、障がい学生支援室に申し込みをすることで、受講することができます。詳しくは、障がい学生支援室までご連絡ください。

AL資格のメリット

(1)アクセシビリティリーダーキャンプ(ALC)への参加

 AL資格を取得した学生を対象とした、課題研修合宿です。最新のアクセシビリティ・ニーズとアクセシビリティ・ソリューションを学ぶ場として、「社会のニーズを知り、人にやさしい未来を考える」をテーマに毎年東京で開催されています。
 全国の大学からAL資格取得学生が集う為、AL同士で交流を深められると共に、企業研修やグループワークを通して実践力を高めることができます。

(2)アクセシビリティリーダーインターンシップ(ALI)の参加

 AL資格を取得した学生を対象とした、「企業」「学内」「地域」の3つを候補とするインターンシップのことを指します。
 ALとして取得した知見を活かし、インターンの受け入れ先で実践的な業務を行い、教育機関や地域へ貢献するとともに、社会で活躍していくための実践力を高めることができます。

(3)その他

 AL資格を取得すると、履歴書の資格欄に記載することができます。
 近年、少子高齢化やグローバル化を背景に、様々な人材を活用する企業が急増しています。そのような企業においては、多様な人材の各々の能力を、最大限発揮させられるような職場環境を整備することが重要な課題となっています。AL資格とは、まさにそういった多様性を活かす環境づくりに役立つ重要な資格と見なされるでしょう。